インフルエンザ 感染 ワクチン [健康]
インフルエンザの潜伏期間
インフルエンザの潜伏期間は、通常1~2日ほどであり、その後突然症状が現れるのが特徴です。
潜伏期間は早くて24時間後、遅い場合は4~5日ほどで、長くても最大7日後には症状が現れると言われます。
ちなみに、「潜伏期間」とは病原体に感染してから、体に症状が出るまでの期間のことであり、病原体の種類によって異なります。
感染から発病に至るにはそれなりの段階があり、この間が潜伏期間なのです。
例えば、結核では4~8週間、エイズでは数年~数十年の潜伏期間があります。
空気感染か?飛沫感染か?
飛沫感染とは、くしゃみや咳をしたときに含まれるウイルスを直接吸い込むことにより感染することです。
くしゃみや咳で飛び散ったつばの水分が蒸発すると、つばの中にいたウイルスが空気中を漂うことになります。
このウイルスはすぐには消えず、数時間は漂っているのです。
そして、そのウイルスを吸い込むことにより感染することもあるのです。
そう考えると、「空気感染する」と言ってもよさそうですね。
また、増殖のスピードが異常に早く、1個のウイルスが24時間後には100万個になるほど、非常に早く増殖します。
さらに、電車のつり革やドアノブ、カーテンなどのいたるとことにくっついたウイルスは、ゆうゆう三時間は生き続けます。
よってインフルエンザの予防には手洗いが大変重要なのです。
インフルエンザワクチン
インフルエンザはかぜなどとは違い、高齢者や子どもがかかると重篤な症状を引き起こしたり、最悪の場合死に至ることもある危険な病気です。
これを予防するためには、インフルエンザワクチンの接種が効果的です。
ワクチンによりインフルエンザにかかるのを防止でき、たとえかかっても症状が軽減され、合併症や死亡する危険から身を守ることができます。
現在、インフルエンザウイルスは、Aソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型の3種類に分けられます。
予防接種の場合、毎年流行する型を予測し、「これは」という型のワクチンを接種しているのです。
したがって、予測した型と全く違う型が流行すると、ワクチンが効かないことになります。
ワクチンは1回接種だけでもおよそ2週間で抗体が上昇し効果が期待できます。
抗体は3~6ヶ月で徐々に減少するので、毎年接種をしなければいけません。
流行期前に抗体を作っておくことが大切ですので、12月までには接種を終えておくことが望ましいです。
遅くとも年内には予防接種を受けるように心がけてください。
ワクチンの接種料金は自由診療ですので、各医療機関により異なります。1回の接種が2500円~4000円くらいが一般的なようです。
タグ:インフルエンザ
2012-09-30 16:38
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0