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食中毒 きのこ 発生時期 見分け方のウソ 中毒防止法 [病気]



食中毒の原因キノコ
キノコ食中毒の原因をキノコ種類別にみると、ツキヨタケ29%、クサウラベニタケ14%、テングタケ属6%であり、この3種類の毒キノコで全体の約5割を占めています。
平成16年と平成19年には、それまでに食用として食べられていたスギヒラタケによる急性脳症の発生を疑う事例が報告もある。

キノコ食中毒発生時期
秋に多く発生しますので、採集して食べる人も増えます。
キノコ食中毒も、9月、10月に多く発生しており、約9割がこの時期に集中しています。

キノコ食中毒の約9割が家庭で発生しています


キノコの見分け方のウソ
野生キノコを見つけたとき、そのキノコが食べられるのか、毒キノコなのか?
キノコの見分け方として多くの迷信があります。
これを信じて、毒キノコを食べたら中毒を起こしてしまうことになります。

・柄が縦にさけるものは食べられる……ウソ
  多くのキノコの柄は縦にさけ、ほとんどの毒キノコの柄も縦にさけます。

・地味な色をしたキノコは食べられる……ウソ
  毒キノコのほとんどは地味な色をしています。
  特にキノコ食中毒の発生が多いクサウラベニタケ、ツキヨタケ、カキシメジなどは地味な色でいかにもおい  しそうに見えます。
  タマゴタケのように色が鮮やかでも食べられるキノコもあり、色での判断はできません!

・虫が食べているキノコは食べられる……ウソ
  毒キノコでも虫は食べます。

・ナスと一緒に料理すれば食べられる……ウソ
  ナスと一緒に料理して中毒した事例は数多くあります。

・干して乾燥すれば食べられる……ウソ
  乾燥しても毒成分は分解されません。

・塩漬にし、水洗いすると食べられる……ウソ
  ほとんどの毒キノコでは効果ありません。  

・カサの裏がスポンジ状(イグチ類)のキノコは食べられる……ウソ
  イグチ類のキノコには毒キノコは無いと信じられていた時代もありました。
  現在では、ドクヤマドリなど毒キノコが見つかっています。

この他にも、色々な見分け方の迷信がありますが、あてになるものはありません。


毒キノコによる食中毒防止法

毒キノコによる食中毒防止5ヵ条

1.確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない。
2.キノコ採りでは、有毒キノコが混入しないように注意する。
3.「言い伝え」は、信じない。
4.図鑑の写真や絵にあてはめて、勝手に鑑定しない。
5.食用のキノコでも、生の状態で食べたり、一度に大量に食べると食中毒になるものがあるので注意する。

もし、体調に異常を感じたら、直ちに医療機関を受診して下さい。  食べたキノコが残っている場合は、持参して治療の参考にしてもらって下さい。

毎年多くの食中毒を出す毒きのこ・・・秋はきのこ狩りのシーズンです。
近年お店で買ったのに、毒きのこが混入していたなどのニュースもありました。
体に異変を感じたら、まずは医療機関の受診をしてください。





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