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粉瘤 症状 種類 [病気]



粉瘤(アテローム)の主な症状
※皮膚表面に直径数ミリ~数センチのしこりができ、半球体に盛り上がる
※しこりの中央に黒っぽい点の開口部がある。
※しこりから臭い(悪臭)がする。

このような症状が現れたときは病院の皮膚科や外科などで専門医の診察を受けてみましょう。

また、粉瘤は、初期段階では皮膚表面上に症状が現れないことが多いためまったく気がつかないこともありますが、時間が経過してくると次第に肥大化します。

肥大化した粉瘤を無理やり手で押しつぶすと、皮膚内部にできた袋状の構造物からとても臭い粥状の物質が出てきます。
その時、開口部から細菌感染し、赤く腫れ上がり、痛み、袋の部分に膿がたまってしまうことがあります。

化膿、炎症を繰り返していると粉瘤の袋の壁から皮膚癌が発生することもごく稀にあります。

粉瘤を無理やり自分で搾り出すと外見上は小さくなりますが、皮膚下にある袋状のもの自体を完全に摘出しない限り再発するので、病院で摘出手術を受けるようにしましょう。

また、あまり大きくなるまで粉瘤を放置してしまうと、摘出後の手術跡が大きく目立ってしまうのでなるべく早めに摘出手術を受けたほうがいいでしょう。

粉瘤の種類

★真性粉瘤
真性粉瘤とは、何らかの原因により皮膚の表皮が真皮内に入り込んで袋状の構造物を形成してできる粉瘤)のことで、医学的な腫瘍の種類では表皮嚢腫といいます。
ほとんどの粉瘤はこの種類です

★仮性粉瘤
仮性粉瘤とは、毛穴に垢や皮脂などで詰まったためにできる粉瘤のことで、医学的な腫瘍の種類では毛包嚢腫といいます。

★感染性粉瘤
粉瘤は化膿することがよくあり、化膿した場合を感染性粉瘤といいます。

もしも粉瘤が化膿したり、大きくなってしまった場合は皮膚科や外科などの専門医の診察を受け、手術で切除したほうが良いでしょう。

あまり気にならない程度の粉瘤なら放置しても問題ないようです。

自然に粉瘤が消滅してしまうこともまれにあるようです。

粉瘤が袋状の構造物に包まれてる時は炎症を起こさず、膿も出ないため、脂肪腫と間違われることが多いようですが、 病院では、脂肪腫の摘出手術よりも粉瘤摘出手術のほうが手術件数ははるかに多いそうです。



タグ:粉瘤
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